豊川市ソフトボール協会ブログ

５月２日（日）　前日に無事に終わった第４９回東三河中学生女子ソフトボール選手権大会で勝ち残った４チームによる準決勝・決勝・推薦順位決定戦が行われました。
静岡県では突風の被害があった５月１日ですが、御津グランドでも大会終了後に天気が大きく崩れて雨風が強く降りました。試合当日の朝確認したグランドは多少の水たまりはあるものの強風が予想されるグランドにはうってつけの湿り気具合となってくれました。

初日を勝ち上がった
田原市立福江中学校（田原１位）
蒲郡市立三谷中学校（蒲郡３位）
豊橋南SBC（豊橋１位）
豊橋市立東部中学校（豊橋４位）
による準決勝は、勝てば県大会進出が決まる重要な試合とあって各チームの「　気合い　」が伝わる雰囲気の中行われました。

準決勝
福江中学校　１０×４　三谷中学校



豊橋南SBC　３×２　豊橋東部中学校



推薦順位決定戦
三谷中学校　２×９　豊橋東部中学校

決勝戦
豊橋南SBC　１１×３　福江中学校



優勝：豊橋南SBC


準優勝：田原市立福江中学校


３位：豊橋市立東部中学校


３位：蒲郡市立三谷中学校


決勝戦は地区予選１位対決となりましたが、準決勝は見ていて素晴らしいものでした。
三谷中学校は初回に素晴らしい当たりの２点タイムリーで福江中学校から先制点を奪って流れを掴む雰囲気でしたが、打力に勝る福江中学校が着実に加点して１０－４で勝ち切りました。事務局は途中からもう一方の豊橋南SBCと豊橋東部中学校の試合展開にくぎ付けとなってしまい、ネット裏から離れる事ができませんでした。初日を失点０で終わった注目の２年生エースから初回に１点を奪った豊橋東部中学校。１回裏に２点を返された状態でしたが、その後は両チームの投手が素晴らしい投球を繰り広げ、それを応援するように固い守りを見せる野手の活躍でその後は０行進。終盤に連打で同点に追いついた東部中学校が逆転を狙った本塁への走塁を見事な返球で阻止したSBCの野手。ギリギリのタイミングでしたが練習の成果が出るとはこの事と感じさせてくれる素晴らしいプレーでした。
同点でタイブレークを意識した７回裏。１塁に足の速そうな選手を代走に入れたSBC。打席に立ったのはこの大会で投手をリードし続けた相棒の捕手。見事なセンター前タイムリー（２枚目写真）でサヨナラ勝を収めてそのままの勢いで決勝戦を勝ち切りました。
「　試合の流れ　」を掴む事の重要性を感じた１日となりました。
県大会での活躍を期待いたします。